CCU病棟
Cardiac Care Unit
専門分野・主な業務
CCU病棟は、循環器領域における重症集中管理が必要な治療の介助や患者の看護を役割とし、対象は主に、急性心筋梗塞や大動脈解離、重症心不全、不整脈、循環器外科治療などを受け入れています。中でも、重症機器(人工呼吸・人工心肺・大動脈バルーンパンピング・ペースメーカーなど)を装着した患者の管理を行っています。また、速やかに対応できるよう、緊急心臓カテーテル治療やペースメーカーの植え込み手術などの介助も行っています。
スタッフ数
看護師 | 23名 |
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クラーク | 1名 |
部署の特長
当院は循環器センターとして、24時間緊急カテーテルなどの対応を行っています。
そのため、緊急時の心臓カテーテル介助をスタッフが担うことで、少しでも早く治療が提供できるようにチーム一丸となり取り組んでいます。クリティカルケア認定看護師や特定行為看護師が在籍し、人材育成にも力を入れています。また、高齢社会において年々増加する心不全患者にも、心不全クリニカルパスを活用し、入院時から退院、外来まで継続看護に取り組み、切れ目のない支援をしています。患者に寄り添った看護を目指し、ペアナース制度を活用することで、身体抑制もゼロを目指して取り組んでいます。他にもペアナース制度を通じて、お互いが協力し合い、成長し合える環境も整っています。急性期病棟で緊張感はありますが、穏やかな雰囲気が特徴です。互いのスタッフが尊重される病棟を目指しています。
部署における大変なこと・達成感のあること
急性期患者が多く、危機的状況にある患者や家族の看護を必要とされる病棟ですが、
入院時から患者や家族に寄り添い、丁寧に対応することを心掛けています。重篤な状況で搬送されてきた患者が、治療により意識が戻った時や歩けるようになった時は、自分のことのように嬉しい気持ちになります。また、倫理カンファレンスを定期的に開催し、自分たちの看護を常に振り返る機会が持てます。日々、勉強し成長できる環境がスタッフのモチベーション向上にもつながっています。
求職者の方へメッセージ
救急対応、重症集中管理を行うため、緊張感を持って業務に取り組んでいますが、日常は穏やかな雰囲気で、笑顔も多く、チームワークも良い病棟です。子育て中や育児時短勤務者もおりますが、皆が協力し合い、時間内の業務を心がけサポートしています。病棟独自の技術習得の体制が整っており、特殊な治療法などの知識・技術に対する指導を行い、未経験者でも働ける環境が整っています。身体抑制をしないことを目標に、患者に寄り添った、親切で丁寧な看護を心掛けております。当院へ就職をご検討されている方、ぜひともお待ちしています。