4階西病棟(周産期センター)
4th Floor West
専門分野・主な業務
4階西病棟は、産科・婦人科を中心とした女性混合病棟です。
婦人科では、手術・化学療法・放射線療法や人生の最終段階における看護を行っています。患者様一人ひとりに寄り添い、退院後も安心して生活できるよう先を見据えた看護を実践しています。
産科では、外来と病棟の一元化を図り、妊娠期から分娩・育児期まで切れ目のない支援を目指しています。助産師外来や産後2週間健診、母乳外来を助産師が担当し、多職種と連携して、安全・安心な妊娠、分娩、育児をサポートしています。令和6年度からは、産後ケア事業(アウトリーチ型)も開始し、助産師が家庭訪問を行い退院後も安全・安心な育児ができるよう介入しています。
スタッフ数
看護師 | 11名 |
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助産師 | 17名(うちアドバンス助産師7名) |
看護補助者 | 2名 |
クラーク | 1名 |
ナースエイドアシスタント | 2名 |
部署の特長
婦人科では、地域がんセンターの役割として県央地区を中心に広く悪性腫瘍の患者を受け入れ、手術療法、化学療法、放射線療法、また人生の最終段階の看護を行っています。
産科では、約半数は精神的・社会的ハイリスクを含めた要支援妊婦を受け入れています。
定期的に地域との連携会議の開催、必要時ケース会議を実施し、地域の保健師や行政と連携して安全な分娩・育児に向けた支援を行っています。
産科混合病棟のため、病床の区域特定(ユニットマネジメント)をすることで、母子にとって安全で安心な環境を整備しています。
すべての患者様に対して医師、助産師、看護師、退院調整看護師、地域の保健師、訪問看護等多職種で連携して退院後の生活を見据えたサポートを行っています。退院前カンファレンスや家庭訪問を行い、退院後の環境を把握し具体的な指導や早期からの介入に活かしています。
部署における大変なこと・達成感のあること
分娩進行中は、母子2人の安全を守るため緊張感がありますが、無事に元気な赤ちゃんが産まれたときには、全員が笑顔になり生命の誕生という達成感を感じる瞬間です。
病棟では、新生児から高齢者まで幅広い年代の患者がおり、スタッフ全員で協働して様々な場面に対応する必要があります。多忙ななかでも、新生児室で赤ちゃんの顔をみると癒され、活力となっています。
求職者の方へメッセージ
産婦人科病棟では、誕生の瞬間から人生の最期の瞬間まで幅広い看護を行っています。そのため、幅広い知識と技術をもって、患者・家族に寄り添った身体的・精神的ケアを行うことが求められます。スタッフは、院内のラダー別研修に参加し、キャリアプランに合わせてスキルアップできる環境が整っています。
かわいい赤ちゃんに癒されながら、スタッフ全員でお互いに高めあいながらチーム力をあげ、明るく優しく温かい病棟づくりを心掛けています。