先輩からのメッセージ

私が小学生の頃、母が看護師をしており、母の職場に職場体験に行った際、看護師として働く母や他の看護師を見て、憧れの気持ちを抱いたからです。また、家族に何かあったときには、元気にしてあげたいという思いを小学生の頃から持っており、母の影響もあり看護師を目指しました。

当院に実習に来た際、看護師の知識が豊富であり、患者さま個人に合わせた看護を提供しているのを見て、このような病院で一緒に働きたいと思いました。
また、研修制度が整っており、確実な知識、技術につながるようなプログラムとなっており、自身のスキルアップを目指せると思い選びました。

救急センターでは重症度や緊急度の高い患者さまから、比較的軽症の患者さままで、多種多様な疾患を持つ方が来院されます。私は新卒から救急センターで働いているため、最初の１年間は出来ないこと、戸惑うことが多くありました。しかし先輩看護師や他医療職種の方と協働して患者さまをみることで、徐々に出来ることや分かることが増えて、今ではやりがいを感じています。

救急外来で働いているため、様々な処置や検査介助等、覚えることや、実践できるようにすることが多いことです。また、緊急的な処置が必要になる患者さまや、心肺停止状態の患者さまが来院されることもあるため、患者さまだけでなく御家族を含めた身体的、精神的な看護を提供することが大変だと感じます。

結石性腎盂腎炎の患者さまです。
結石が大きく自然排石が見込めない患者さまへ尿管ステントを入れる処置の介助につきました。痛みや苦痛を伴う処置に対して、声掛けやタッチング等をしながら処置の介助を行い、終了後病棟へ行きました。患者さまを病室まで送り部屋を出ようとした際に、名前を呼びながら手招きをされ、患者さまのところへ戻ると、手を握り、目を潤ませながら「本当にありがとうね」と安堵の表情を浮かべて話してくれた事です。

患者さまや御家族からの感謝の言葉を伝えられた時はもちろん、身体の状態が不安定な患者さまや心肺停止の患者さまが、医療者による薬剤投与や酸素投与、処置により状態が安定された時に頑張って良かったとやりがいを感じます。

仕事のことは仕事の時に完結し、できるだけプライベートでは穏やかな時間を過ごせるように心がけています。
忙しかった時や疲れた時は少し高めのケーキや甘い飲み物を買って家でゆっくりします。
休日は友達と出かけたり、趣味に没頭したり楽しんでいます。

当院は認定看護師や特定行為をもつ看護師が各病棟に配属され、研修等の教育制度も整っているので知識を深めていくことができます。また様々な科があるため、多くの経験を積むこともできます。大変なこともありますが、一緒に働けたら嬉しいです。