救急センター
Emergency Center
専門分野・主な業務
当院は地域の中核病院であり、水戸医療圏の二次救急を担っています。救急センターでは、救急搬送患者・ウォークイン患者問わず、全診療科の緊急性のある患者の治療を実施しています。ウォークイン患者には、JTASを使ったトリアージを実施しています。重症度・緊急度の判定を行うことで、治療の優先性を判断し、患者の状態にあった治療の提供を行っています。救急搬送患者では、心肺停止患者や外傷など、重症かつ緊急性のある治療の提供を行っています。救急センター内には内視鏡検査やCT、レントゲン撮影室があり、迅速な検査・治療を行っています。
2014年よりドクターカーの運行を開始しており、要請時には現場へ行き、迅速な医療の提供に努めています。
スタッフ数
看護師 | 22名 |
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看護補助者 | 0名 |
クラーク | 0名 |
部署の特長
救急センターではかかりつけ患者だけでなく初診患者の診療を行うことが多くあります。看護師はトリアージの知識を含め、フィジカルアセスメントを活かした患者の全身状態の把握をしています。また特定行為看護師が数名配属されており、特定行為の実施やフィジカルアセスメントなど知識の向上が図れています。またドクターカー出動の事例や救急搬送症例など、医師を含めたスタッフでの振り返りを定期的に行っており、学ぶ機会が多い環境です。技術面でも、全診療科対応しているため、各診療科での処置の介助を行っています。内視鏡検査や血管造影をはじめ、各診療科の処置に対応できるよう、他部署の協力を得て研修を行い、技術の習得に努めています。
災害発生時に迅速な対応ができることを目標に、DMAT隊員を中心に、毎年シミュレーション研修を実施し、常に災害発生時への意識を持つようにしています。
救急センターでは危機的状態の患者も多く搬送され、患者だけでなく家族への病院到着時からの介入など、家族看護にも力を入れています。
部署における大変なこと・達成感のあること
救急センターでは、急な心肺停止状態での搬送や、状態悪化での搬送など、患者家族にとって良い状態でない場合がほとんどです。関係性ができていない状態での患者、家族への看護をどのように提供していったらよいか、迷うことがあります。そのような時でも、患者には適切な医療の提供、家族へは他スタッフが家族看護の提供と、チームワークよく関わることができた時に、やりがいや達成感を感じることができます。
求職者の方へメッセージ
救急センターでは、重症かつ緊急性のある患者の対応が中心となっており、求められる知識や習得すべき看護技術も多くあります。様々な症例を経験することができ、学ぶ機会が多くあり、知識技術の向上が図れます。