手術部

Surgical Department

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手術部

Surgical Department

手術部

専門分野・主な業務

手術を受ける患者さんが、安心・安全に手術が受けられるよう支援しています。手術を受ける方の多くは、全身麻酔により意識がない状態にあります。また、意識がある場合でも「痛い」「寒い」「こわい」など、苦痛を言えずにいる方も少なくありません。そのため、手術を受ける患者さんの気持ちに寄り添った代弁者となり、また、擁護者(患者さんを守る者)として、周術期のサポートをしています。    
術前訪問では、患者情報の収集と不安の軽減に努めています。術中、器械出し看護師は、手術に必要な器械や物品を準備して、無菌操作による適切な使用方法で手術器械・物品を扱い、スムーズに手術が進行するよう介助しています。外回り看護師は、患者の観察や看護記録などの業務を行い、チーム医療として他職種と協働する為に、全体的なマネジメントを行う役割も担っています。術後訪問では、術中に行った看護の評価を行い、次の看護への反映に努めています。

スタッフ数

看護師 35名(特定行為研修修了者2名、周術期管理チーム看護師3名、手術看護実践指導看護師1名、手術看護認定特定看護師1名)

部署の特長

手術部は、既存棟に7部屋、循環器センターに2部屋あります。局所麻酔の日帰り手術から、循環器疾患や悪性腫瘍など侵襲の大きな手術まで行い、ロボット支援手術など最新の医療や困難な手術にも対応しています。当院は、都道府県がん診療連携拠点病院であり、茨城県地域がんセンターが併設されているため、腹部・胸部の悪性腫瘍手術の割合が高くなっています。また、救急医療の充実に向けて、緊急手術への迅速な対応ができるよう体制の強化を図っています。
術前訪問でのアセスメントの結果、病棟看護師、麻酔科、診療科、臨床工学技士、放射線技師などと問題点を共有し、安全性を優先した対応が提供できるよう、カンファレンスの実施やシミュレーションを行っています。些細なことでも部署の垣根を越えて情報を共有することで、患者さんのためにできる支援があり、安心して手術が受けられるよう、また、継続した看護が提供できるよう取り組んでいます。

部署における大変なこと・達成感のあること

複数科の手術に対応しなければならず、それだけ幅広い知識が求められます。また、手術中は、突然の状況変化やトラブルが起こることもあるため、どのような状況でも冷静に、そして臨機応変に対応する力が求められます。
器械出し、外回りの経験を重ねて独り立ちし、難易度の高い手術の介助がスムーズにできた時、医師から指示を受けて動くのではなく、術野を見て何が必要か先読みし、医師が必要とする器械を準備して渡せた時は成長が感じられます。手術中は緊張の連続ですが、手術が無事に終わった時、患者さんと手術を乗り越えたという達成感はひとしおです。

求職者の方へメッセージ

手術部は専門性が高い部署であり、対応する診療科が多岐に渡ります。各診療科の手術に対する知識、技術、経験が必要です。そのため、プリセプターを配置して、丁寧に指導・教育を行っています。また、周術期管理チーム看護師や手術看護実践指導看護師、手術看護認定特定看護師がおりますので、困ったことがあれば、いつでも相談できる環境が整っています。自分のキャリアプランに合わせて研修会や勉強会に参加し、スキルアップを目指しており、経験豊富なスタッフ、子育て中のパパ・ママスタッフなどが協力しながら一緒に働いています。また、仕事、家事・育児の両立が可能な職場です。
患者さんが安心して手術を受けられる周術期看護を一緒に提供していきましょう。

志格ある医療で
未来を紡いでいく

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